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2008.08.09

四季 映姫 山田 

えーと

ヤマザナドゥさんのSS的なものですね

あと倍くらいは書く予定だったりします

とりあえずこんな山田があってもいいよねーって話

なんというか

中学生くらいの書き方というか、悪く言えば中二病というか、そんな風に見えないことも無い……

そんなわけで覚悟ある方のみ続き~よりどうぞ

タイトル未定

終わり方は3パターンほどあるんですが、どうにも山田が幸せになるのが1個のみというのも悲しい

2パターンとも救われない話になってます。

早めに更新しますね。



作業用BGM ACFAおよびAC4オリジナルサウンドトラック















そろそろ本日の業務も終る、いつも通り淡々と業務をこなす。
今日は次で終了ですね、そんな事を思っていたら見知った顔の少女が。
よお、寿命らしくてな、よろしく頼む。
そんな気楽に、ここへと彼女はやってきた。

霧雨魔理沙……貴方ですか、今まで何度か説法をしてきましたが、あまり期待できそうには無いですね。
百数十年前ほどからずっと徳をつまないと天界へは行けませんと言って来たつもりなのだが、効果はそれほどまで期待は出来なかったのか。
私がどう思おうとも結局は浄玻璃の鏡を使えば全ての罪は見えてしまう…か。
それでは裁判をはじめます。
被告は霧雨魔理沙、貴方は-少しまって欲しいんだが。
急に真剣な顔をした彼女は私の言葉を遮り言い放った。
なんでしょう、罪を軽くして欲しいなどという言葉は残念ながら聴けませんよ。
いや、少しだけ質問があってな、せっかくの機会だし良いかなと思って、なんでもアンタの部下から聞いたら今日は私で最後らしいしな。
小町め、確かに終わろうかと思っていたが、またサボりですか…
いいでしょう、それではどうぞ、霧雨魔理沙
「アンタ、自分の矛盾をどう解決してるのかなと思ってな。」
私の瞳をまっすぐ見つめながら彼女は言った。
「矛盾?、私に何の矛盾があると言うのですか、霧雨魔理沙。」
矛盾だと、一体何の事だ…
「ははっ、地獄の最高裁判長ともあろう御方がまさかとは思ったが、本当に気がついていない、いや気がついていても忘れたと思い込んでるのか……な。」
すこしも可笑しくなさそうに笑う彼女、なんだと言うのだ。
「……これ以上何も無いようであれば、審判を始めますが。」
「おっと、思わせぶりじゃ堅物のアンタにゃ理解出来なかったか、これは失礼したぜ。」
私の神経をわざとに逆撫でしている節が見える。
「言いたい事があるのであれば、言えばいいではないですか。」
「はいはい、それじゃあ映姫様、貴方はこの世界のルールについて考えた事はおありでしょうか。」
「私自身がルールの一部です、言わずもがなでは無いでしょうか。」
一体なんだと言うのだ。
「では、そのルールは絶対だと。」
「無論です、貴女の身近にいた博霊の巫女が良い例でしょう、絶対的な強者であり、絶対的な理論の象徴の彼女が。」
「では映姫様、貴女は自分が今まで裁いた人に対しての判決には一度のミスは無かったと。」
「……無い、少なくとも私はそう信じている。」
「一度も私事を持ち込まなかったと。」
「無い。」
随分と真剣だな、霧雨魔理沙。
「映姫様、貴女の審判の基準は何なのでしょうか。」
「貴女を含め、ここへと来る人の今までに積んだ過去です。」
「具体的には。」
「善なる行動か、否か、その天秤に載せたときの重さでしょうか。」
やっぱりか…、そう彼女は一瞬下を向いて呟いた。
「何か?」
「いえ、何も、映姫様。」
最後まで何を考えているのだろうか、彼女は。
「そういえば、先ほど矛盾がどうなどと言っておりましたが、それは何なのでしょうか。」
「簡単な事ですよ、貴女の善とおしゃる事が、あまりにも曖昧すぎる、それなのに貴女はそれを基準に裁いている。もうお分かりでは?」
「私達十王は、いえ私は少なくとも曖昧であるとは思ってはおりません。」
「ならば質問です、ある男が人を殺した場合、彼は地獄行きでしょうか。」
「それだけなのであれば無論。」
「ではそれに理由があったとしても?」
「人一人の命を奪う行為、それ自体には理由など意味はありません、大事なのは結果です。」
「では妖怪が人を喰うのは、それ自体が罪なのでしょうか。」
「妖怪には妖怪の生きてゆく手段が必要なのです、蟲が虫を食ったとしてもそれは摂理です。」
「では何故人が人を殺すときに理由があったとしても結果が全てだと?」
頭が痛い。
「四季映姫さま、お答えください。」
「それは、人間が飛びぬけて業の深い生き物だからです。」
吐き気がする。
「なんとも閻魔らしいお言葉、では映姫さま、人間の想像から創造されたあなた方は何故業が深くないと言いきれる?」
「黙れッ!」
閻魔の前で問答だと?何を考えているコイツは。
「やだね、黙らない、答えてくれよ、四季映姫・ヤマザナドゥ。」
眩暈がする、頭の奥がひどく痛む。
「言葉で解らないのであれば、力で解らせるしか無いようですね……。と言ってもここの部下の子鬼では相手にならないでしょうから私が相手になりましょう。」
「はははっ!それは願っても無い展開だぜ。」
「何が、可笑しい?」
「いえ、何も、かかってきな、楽園の最高裁判長。」
……許さない。
「霧雨……魔理沙、ここで弾幕ごっこなどと言う尊厳確保の児戯を行う気は私には無い、ヤマザナドゥの名をして、全力で相手をしてあげましょう。」
「お相手されてあげましょう。」

四季映姫ヤマザナドゥ、小柄な見た目のため誤解されがちであるが、閻魔の一人であることを忘れてはならない。
本物の地獄で、能力や権力だけで最高位に立つ事が許されるほど甘い世界ではない。
・・・・・・・そう、彼女は決して弾幕が強い、能力が強いなどと言った強さだけではなく、肉体的にも恐ろしいほどの力を持っている。
四季映姫、彼女は決して弱くは無い!

いきなり、映姫が牽制の弾幕を放つ、だごっこ遊び程度ではすまされない、明確な敵意を持った一撃。
箒を使い器用に弾を弾く、密度が薄い。
払いのけ、映姫が要るはずの場所を見る。が姿が無い。
どこだ、と周りを見ようと右を向いた途端、彼女が居ないと確認したはずの方向から、【殴られた】
数メートルほど吹っ飛ぶ、なんとか体勢を取り戻し、映姫へと視線を向ける。
まさか、直接肉弾戦を挑んでくるとは……
口内でカリカリと音がする、奥歯が2本ほどやられたか。
鉄の味がする。
それらを全て吐き出す。
「へッ、いつもの映姫様とは思えないぜ。」
「無駄口を叩く余裕があるようですね、まだまだこれからですよ。」
思ったよりも、力が強い、萃香に悪いが、下手すると遜色の無い威力だ。
四季映姫、さすが閻魔と言ったところか……
ここで主導権を握られては不味い、こちらから仕掛ける。
 恋符「ノンディレクショナルレーザー!」
「ぬるい。」
9m近い距離を一瞬で詰められた、下腹部に重い衝撃が打ち抜かれる。
「ぐ、はぁっ!」
「この程度ですか?」
まるで路上の石を蹴り上げるような気楽さで蹴られた。
ただそれだけなのにまた吹っ飛ばされる。
箒でガードしてもこの威力じゃ、あんまり意味が無いな……
「霧雨、魔理沙。あなたは少し認識が甘すぎる、これはれっきとした殺し合いですよ、ここで殺しても【死】という概念には当てはまりませんが、便宜上そう言っておきましょう。」
「そうかよ、随分と恐ろしいな。」
仕方が無い、アレを使うしかないか、だがそのためのスキが足りねぇ…・・・
チッ、殺し合いとかいっときながら攻めてこないのは余裕の現われかね、考える暇与えてくれるとは。
  彗星「ブレイジング
「だから、ぬるいと言ってるじゃないですか、やるなら何もしないでただ打てばいいんですよ。」
上空から振り下ろされる拳。
スターァアアアアアア!」
「はっ、はっ、はっ、はっ…………」
箒による爆発的な推進力でなんとか拳は回避した、私が居た場所は大きくえぐれていた。
なるほど、そういう事か。随分とやさしい御方だ……
「わかりました?コレでも解らないなら次は無いですが。」
「はっ、はっ――――――ふぅ……。」
呼吸は整った、落ち着け、相手は隙が無いわけじゃない、だが隙をつくにはあの馬鹿げた力の前に身を晒す必要がある。
「弾幕はパワー……だ、ぜ」
「まだ、弾幕などと甘い事を言ってるのですか、救われない人だ。」
無理にでも顔を笑顔の形へとする、辛い顔なんかここまでお膳立てした張本人ができるかよ。
それに、なにも無駄にスキのデカイ事をして準備してないわけじゃない。
「アースライトレイ」
小さく呟く。
同時、これまでに撒いてあった全ての札から突き上げるように撃たれる光線。
無論それは四季映姫の足元にもあった
それすらも持っていた悔悟の棒で軽々と裁かれてしまう。
だが、隙は十分に出来た!
一気に飛び上がる、このレーザーの中飛ぶとは思っていなかったであろう映姫に向け、真上から放つ。
 星符「ドラゴンメテオ」
さすがに気がついたのか、こちらを向くが、もう遅い。
「甘いのはどっちかな四季さま」

直撃したはずだ、なのに……。


審判「ラストジャッジメント」
「いいでしょう霧雨魔理沙、貴女が最期まで弾幕をしたいと言うのであればこちらも答えましょう。」
眼前は弾という弾で埋め尽くされる。
だが、避けられないほどでは、無い!
そこに放たれる一閃。
脇腹を穿たれた……っ
それで終わるような弾幕ではない。
無慈悲にも次の弾は放たれている。
「これで、終りです。」

真っ白になる。
嗚呼、こんな所で終りなのか、そういえば何のためにここまで来てこんなことをしてるのだろう………………
意識を失っている、暇など、何処にも無い!
もう、ボロボロになってしまった箒を杖に、なんとか立ち上がる。

  恋符「マスタースパーク」

「決着は、やっぱこれだよな。」
「貴女が負けて終わる審判でしょうがね。」

  審判「十王裁判」


最後までこっちに付き合ってくれるとは、どこまでお人よしなのだろうかこの閻魔は。

お互いが放つ弾幕は拮抗している。
ゆえに、どちらかが力尽きるまでの我慢勝負。
分は圧倒的にこちらが悪い。
出力が弱まってゆく、放出できる時間はこちらが短い。
そして、ついには出力を停止する。
容赦の無い弾幕が襲い掛かる。

へッ、切り札は最後まで残す物、だよな。
  

  魔砲「ファイナルスパーク」



文字通り、燃え尽きる前の最後の輝き、そして最後の光だ。
そして……。
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